ムーンボード[MoonBoard]の登り方

auge

今回は「MoonBoard」の登り方を分かりやすく解説していきます。

外岩に強くなりたい人や世界と戦いたい!!という方は必見です!!

MoonBoardとは?

「MoonBoard」とはイギリス出身のクライマー「ベン・ムーン」が考案した

決まった角度(130°/115°)・ホールドの種類・ホールドの間隔(20cm)で構成された

世界共通のボルダリングウォールです。

現在では世界中のクライミングジム1000ヶ所以上に設置され、

そのボードの中で様々な課題が作られており世界中のクライマーと同じ課題を登れます。

現在(2019/05/05)なんと47,622種類の課題がアプリに投稿されて共有されています!

ホールドの特徴はいわゆるガバホールドはなく、カチ・スローパー・ピンチ系のホールドに分かれます。

ですので、初心者の方というより中級者以上の方のトレーニングにおすすめです。

特に外岩を登る!!という方は是非一度トライしていただきたいです。

ホームページはこちらにありますので、チェックしてみてください。

MoonBoard壁の構成

MoonBoardの壁はホールドの種類や、足場などが分かれていますので画像で説明していきます。

kickboard footholds

下の2段の10個の黄色いホールドは「kickboard footholds」と呼ばれ、足専用で、自由にどのホールドを使ってもよいです。

HANDHOLDS

そして、傾斜のある壁に付いているホールドは「HANDHOLDS」と呼ばれ、色が分かれていますよね?

これはホールドセットごとに5種類に分かれています。

全てのセットがついているジムもあれば、一部のセットが無いジムもあるかもしれません。

金銭的な配慮かもしれません。

アプリでは特定のホールドセットだけで構成された課題で検索することもできます。

アプリがない人や、課題を作りたい人の目印になるのが左側の数字(1~18)と上側のアルファベット(A~K)です。

これでホールドの位置を表します。

左の黄緑色の壁が115度、右の青色の壁が130度です。角度は違いますが、ホールドのセットは全て同じです。

MoonBoardの登り方

基本ルール

基本的には普通のボルダリングと同じで、指定されたホールドからスタートし、ゴールホールドを2秒保持すればOKです。

グレーディングはVグレードもしくはフレンチグレードで、表記されています。

スタートホールド

MoonBoardならではのルールの1つ目として、スタートホールドは下から6段目以下に設定しなければなりません。

足限定ルール

足限定のルールは4種類に分かれます。

1)Feet follow hands

2)Feet follow hands + Screw-on footholds

3)Screw-ons only

4)Footless(kick-board footholds are allowed for the start)

1)の場合、手で使うホールドとkickboard footholdsだけで登ります。

最初の写真で言うとLEDが光っている上側のホールドと下2段の10個の黄色いホールドだけを使うことができます。

2)の場合、1)に加えて「Screw-on footholds」が使えます。

「Screw-on footholds」とは

「 the MoonBoard Masters 2017 setup 」以降の壁に導入された足専用のビスホールドセットです。こちらは写真にはありません。

購入はこちらのサイトから。このように設置されている小さいホールドがあれば、2)のタイプの課題が登れます。

3)の場合、先ほど説明した「Screw-on footholds」だけしか使えません。

もちろん「kickboard footholds」は使えます。

4)はキャンパシング課題です。「kickboard footholds」のみスタート時に使えます。

登り方はアプリで確認でき、課題ごとに明記されています。

これだけ知っていれば皆さんもMoonBoardが登れます!!ぜひ近くのジムにあれば挑戦してみてください!!

こちらの記事でMoonBoardアプリの使い方も解説しています。

ぜひ、チェックしてみてください!!

ムーンボードはシビアなホールドが多めです。

手が滑って困っている方はこちらを試してはいかがでしょうか?

チョークの下地としても、チョークとしても使えます。

ぬめり手クライマーにオススメです!!

記事一覧へ